コラム
高校卒業ですぐ保育士スタート!
2026.05.07
学校法人柏学園と連携した新制度「ほいスタ」。
お金を稼ぎながら、現場で保育士資格を取る時代へ。
かしわ保育専門クラウドアカデミー 校長 佐藤 一俊
THE QUESTION WE HAD
「なぜ、資格がないと保育の現場に入れないのか」
保育士という仕事への参入には、資格が必要です。これは子どもの安全を守るうえで大切な制度ですが、私にはずっと一つの疑問がありました。
医師や弁護士であれば、高度な専門知識をまず学んでから現場へ出ることに強い必然性があります。しかし保育はどうでしょうか。子どもと毎日ふれあいながら、現場の先輩に学びながら、実際の経験を積み重ねていくことこそが、本質的な保育者の成長ではないか——そう思ってきました。
現実には、資格取得のために先に学校へ通い、学費を払い、現場に出るのは数年後。その間、保育の現場は人手不足のまま、学ぶ側は奨学金の返済を抱えたまま社会に出る。この構造に、私はずっと違和感を覚えていました。
現場で働く先輩と子どもたちから学びながら、同時に資格を取得していく——それが一番自然で、効果的な学び方ではないか。この問いが、「ほいスタ」誕生の原点です。
THE GAME ANALOGY
「攻略サイトを読んでからゲームをする」学びへの疑問
私はよく、学びの順序をゲームに例えます。
ゲームを楽しんでいるとき、詰まった場面で攻略サイトを見る。するとその情報が、経験と結びついて一瞬で腑に落ちる。これが本来の学びのサイクルだと思っています。
ところが既存の大学・専門学校での保育教育は、どうでしょうか。まず攻略サイト(教科書・授業)を徹底的に読み込んでからゲームをスタートする、という順序です。知識は頭に入っているのに、経験と結びつかない。現場に出てはじめて「あ、あれはこういうことだったのか」と気づく体験が、後手後手になってしまう。
保育実習を経験した方なら、この感覚に共感してもらえるのではないでしょうか。「実際に子どもと関わってみたら、授業で習ったことがやっと分かった」という声は、現場でいつも聞いてきました。
「ほいスタ」では、現場で子どもと関わりながら、同時に通信で学ぶ。困った場面で教科書を開くから、知識が深く、速く、身につく。これが私たちが信じる「学びの正しい順序」です。
NEW INITIATIVE
学校法人柏学園と連携、7年間続けてきた制度「ほいスタ」
この考えのもと、私たちは学校法人柏学園との連携のもと、今から7年前に「ほいスタ」をスタートさせました。正式名称は「高校卒業ですぐ保育士スタート!」。高校を卒業した翌月から保育施設に入社し、働きながらクラアカで通信学習を続け、保育士資格と短期大学卒業資格を同時に取得できる制度です。
「ほいスタ」(高校卒業ですぐ保育士スタート!)
高校を卒業してすぐ保育施設へ入社。働きながら通信でクラアカの学習を進め、2年間で保育士資格+幼稚園教諭免許+短期大学卒業資格を取得できます。学費を払って学ぶのではなく、給与をもらいながら資格を取る、全く新しいキャリアパスです。
入社・給与あり
通信学習
資格+短大卒
MERITS
「ほいスタ」4つのメリット
FOR DIRECTORS & HR
保育士採用・人材確保でお悩みの園長先生・人事担当者の方へ
「ほいスタ」は、施設側にとっても大きなメリットがある制度です。高校卒業直後から自施設の保育理念・文化に触れながら育った人材は、離職率が低く長期定着が期待できます。採用ルートを既卒・転職市場だけでなく高校新卒という層にも広げることで、保育人材の確保戦略そのものを変えられます。
7年間の実績とともに、柏学園・クラアカが採用から育成まで一緒にサポートします。「ほいスタ」への参画、保育士採用・人材育成に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。
CLOSING MESSAGE
保育の未来を、ここから一緒に
子どもたちの豊かな育ちは、保育者が豊かでいられることから始まります。十分な人材がいて、働く環境が整ってはじめて、質の高い保育が生まれる。
私はこれからも「ほいスタ」を通じて、保育士になりたいという想いを一つ残らず形にしていきたいと思っています。そしてその積み重ねが、日本の保育の未来を少しずつ変えていくと信じています。
資格取得を目指す方も、採用・人材育成でお悩みの施設の方も、ぜひ一度クラアカのドアを叩いてみてください。
校長 佐藤 一俊